特に大企業でにありがちな特徴として、「意見を求められることをひどく恐れる」ことが挙げられる。
例えば「あなたの意見を意見を聞かせてください」とお願いをすると
「一般的にはこうですよね」
「部長はこう言ってました」
など、自分の意見を述べる事を回避する人だ。
私は特にこれが悪いとは思っていない。が、一種の職業病だと考えている。
つまり「言質を取られないよう、過剰に自分を防衛することに慣れきってしまっている」状態だ。良く言えば慎重、悪く言えば勇気が出せないのだ。
だが、これは本人の責任か、と言えば、そうと言えない部分も多い。経験的にその人が「人の発言の揚げ足を取る」文化の会社で仕事をしてきたため、「それが普通である」と認識をしている可能性があるからだ。
例えば先日書いた、
「人を攻撃することで有能さを示そうとする人」が経営層に数多くいる会社や
「上司に対して絶対服従」を要求する会社、
「仕組みの改善ではなく、犯人探しが好き」な会社
「減点評価」の会社
など、上のような会社においては「自分の意見を表明すること」は圧倒的に損である。
当たり前だが、意見の表明が命取りになるような会社においては、部下から提案することはないし、自発的な行動もない。責任をもつ、ということが損なのだ。
よくある上司の悩みとして、
「部下が意見を言わない」
「会議で発言がない」
「部下が意見を持っていない」
というものがあるが、大抵の場合は本人の責任ではなく、そのような環境で仕事をしてきたことによるものだ。
本当に何も意見のない人などいない。無力感が彼らを封殺しているだけである。
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(文責-ティネクト株式会社 取締役 倉増京平)
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