こんにちは。出張靴磨きサービスを行っているニイナナ株式会社「ミガクル」広報部です。
この場をお借りして広報活動をさせてもらってます。社長の堀江です。
今日は、渋谷にある「くるくる」というコワーキングスペースに来ています。
ここに来ている理由は、現在ミガクルでインターンをしてくれている伊藤くんが、ここで出張靴磨きをするからです。
「独自に新規開拓してみなよ」と言ったら、ここでの仕事とってきました。
さて、成果は…
0名でした。
そりゃそうか。革靴で来る人いないもんな。でも、これが我らの営業スタイルです。まず動くことが大事です。伊藤くんこれからも一緒にがんばろう。
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さて、今日お話ししたいのは、ベンチャー企業は「できません」は禁句と、まことしやかに語られていて、それをいざ実践してみたら…って話です。
前回の広報(儲からなさそうな事業だからこその強みを活かす方法)でネットからの問合わせが増えているというお話しをさせて頂きました。その中の一つに、IT系企業を志す者なら誰もが憧れるとても有名な企業さんからの問合わせがありました。
その企業さんは、最近は社内の福利厚生を充実させる方針があるそうで、担当の方がネットで「出張靴磨き」を探したところ、偶然にもミガクルを見つけてくれたとのことでした。
それで直接声をかけて頂き、一度トライアルとして靴磨きをさせてもらう機会を得ることができました。1ヶ月程前の話です。その結果、先日ついに継続して利用して頂けることが決まったのです。
「やったー」
というのもつかの間、本当の勝負はここからでした。
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継続が決まった時に、幸運にもその企業の社長とお会いする機会を得ることができました。こちらとしては、何か他にも営業で売り込めないかなくらいの気持ちで行ったのですが、そこで一言
「これ予約の仕組みもっと改善できるんじゃない?いまより楽に予約できるようにならないの?」
とまさかの改善提案をされたのです。
「はい、できます」。
考えるよりも先に、そう答えた自分がいました。
そうしてできたのが「契約企業様向け予約ページ」です。企業別の専用ページをつくり、社員の方が1時間ごとに簡単に予約できる仕組みをつくりました。↓
この仕組みがようやく完成し、クライアントに確認をしたところ、
「ウチさ、外国人の従業員がけっこういるんだよね。英語対応できない?」
またもや
「はい、できます」。
と即座に答える自分がいました。
結果、すべてに英語訳をつけることになりました。気合いです↓
さらに、こう聞かれました。
「靴磨いた後どうやって決済するの?クレジットカードとか使えるの?」
今回も迷うことなく、
「はい、できます。クレジットカードの時はスクエアを使っており…」
「アハハ…ウチではそれは厳しいかな」
「あっ(やっちゃったわ)」
「ウチはこれがあるんだよ。これ導入できる?」
「はい、できます」。
(楽天スマートペイ)
楽天スマートペイを導入することになりました。(こちらの方がスクエアより基本的には手数料が低く、また暗証番号で確定でき使い易いということも併せてご報告させて頂きます)
というわけで、クライアント側から提案された
「もっと便利になる方法ないの?」に「はい、できます」と答えたことから、
・契約企業様専用ページ・
・英語対応
・より便利で手数料の低い決済方法
を手に入れることになったのです。結果的にサービスの大幅改善に繋がったというわけです。
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独立してひとりでやっていると、他人がわざわざアドバイスをしてくれる機会は少ないわけですが、こうやって時に絶妙な要望に出くわします。自分でこういうのを先回りして解決できてればいいんですが、今の自分にはその力がないと認めざるを得ません。
「はい、できます」
若さ故の無謀とも言われるかもしれませんが、自分の浅はかな思考の枠を超えて思わず成長できることもあるんだなと思った次第です。
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「出張靴磨きミガクル」サイト
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