こんにちは、TSUKURU株式会社の辻です。
とりあえず今日も1本飲んでいいですか?
レッドブルみたいだけど、天然由来成分のエナジードリンク「オルガニック」です。
今回飲んでくれているのはオジエルノザキさん。キムタクとバーモントカレーの宣伝に出てたこともあるブラジル人です。
「これ1本で起業した」と、前回(この1本にかける。たった1種類の商品で起業した。)、かっこよく言いましたが、言うのは簡単ですが、起業してまず最初にぶち当たる壁は、どうやって「モノを売っていくか」と言うことです。
と言うのは、「モノを作る」というところまでは、自分の熱い想いで一直線にいけます。
ジョン・パウロさんとパートナーシップの契約を交わしたところ。(中央:パウロさん 右:私 左:通訳の方)
ブラジルに渡り、製缶工場でパッケージデザインの詰めを行なっているところ。
「これだ!」って思って、パウロとパートナシップを組み、パッケージをデザインして、国の認可を受けて、と日本で製品として正式に売り出すことができるようになるまで半年ほどかかったのですが、それはある程度自分の思い通り行けるんです。
なぜならば、それらのことはほぼ自分で決めることができるからです。
しかし、「モノを売る」ということに関しては、自分だけの熱い思いだけではダメで、商売相手があってのことなので、自分の熱い思いだけではやっていけないです。商売の難しい部分はやはりそこですね。
さて、どうやって売っていこうか。
本当に勢いだけで起業してしまったので、最初は戦略らしい戦略もなかったです。前職のサントリー時代に販促は経験したことがありましたが、よく言われてるように、大企業って良い意味でも悪い意味でも会社の看板背負ってるんで、はじめから人脈ありますよね。辞めてみてしみじみ感じる大企業ブランドの凄さですね。
で、最初にとった行動は、行けるところから攻めるってことです。まずは今借りているオフィスのビル1Fのローソンに売り込みに行きました。まあ、当然ですよね。人脈なんてないですから。
もちろんそれでうまくいくはずがない。はずが偶然にも商工会議所の知り合いの方がいて、その方がローソン本部の人に連絡してくれて、それで三菱食品のバイヤーに繋いでくれて、結果的にナチュラルローソンに置いてもらえるようになったんです。うまく行っちゃったんですよね。いわゆるビギナーズラックってやつですね。今考えると。
そう、だから皆さんこの「オルガニック」は、ナチュラルローソンに置いてるってことです。
(オフィスの下のナチュラルローソン川崎フロンティアビル店には大量に置かせて頂いてます)
はい、でも聞こえてきます。
そんな商品ナチュラルローソンで見たことない。
そうですよねー。
ナチュラルローソンにあるかどうかは、そこの責任者の方が「オルガニック」を仕入れるかどうかで決まりますからね。「ナチュラルローソンに置いてもらえるようになった」というのは、ナチュラルローソンの「仕入れリストに入れさせてもらうことができた」という意味なのです。
だから、今これを読んでくださっているナチュラルローソンの店長さんとかバイトリーダーのような立場の発注を任されているあなたが仕入れてくれればいいんです。
って、そうそういないですよね。
じゃあ、あなたがナチュラルローソンに行って「仕入れてください」と言えばいいんです!
というのも、あまりに他力本願すぎますね。
じゃ、どうしたら飲めるんだ?
はい、今はインターネットがあって、今これを読んでくれているあなたには「オルガニック」を直接お届けすることができます。
12本から注文できます。24本以上からは送料無料です。ご注文はこちらから。
今の時代って、ネットで店舗が持てることは本当に助かりますね。そこで、とりあえず大事なことや伝えたいことは載せることができます。以前なら、紙媒体のカタログを作らなければいけなかったはずですし、さらに一度作ったものを更新するのは大変でした。
まあ、だからと言ってそれを人に見てもらえるかは別の話で、紙媒体のカタログ作ったらそれを多くの人に配るのと同様に、結局はリアルで活動して多くの人に見てもらう努力をするということは全く変わりません。それが本当の営業活動ですし、「モノを売る」ということの大変さですよね。起業してから本当の始まりはここからなんですよね。次回からその辺の話をしていきたいと思います。
(つづく)
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