14936983_1171584929589455_819276494_n 1
booksapps6

出典:「なぜ管理職は給与が高いの?」という質問への回答

漫画:眞蔵修平

website:http://www.matthewroom.com/
Twitter:https://twitter.com/makurashuhei
Facebook:https://www.facebook.com/makurashuhei

 

 

 

会社の成果は「お客さんの役に立つサービス・商品を提供して、お金を払ってもらうこと」です。創業時には社長や起業メンバーがこれらをすべてやります。でも、会社が大きくなってくると徐々に「それぞれが得意なことをしよう」と、分業化が進みます。

したがって、構想を練る人、商品を作る人、商品を売る人、採用をする人、お金の管理をする人など、特化した仕事をする人が出てきます。

 

でも、考えてみてください。例えば商品を作る人が10人いたとして、彼らをどうやって束ねれば良いのでしょう?どうやって「構想通りか」を検証したり、「改善」をやらせたりすればいいのでしょう。そして「スキルの低い人」を育成すればいいのでしょう。

 

ここで初めて登場するのが「管理職」です。

構想通りに部門が動いているか、改善は進んでいるか、人のスキルに問題はないか、そしてその結果として成果は出ているのか、そういった面倒なことを一手に引き受けるのが「管理職」です。

 

しかも、これらの仕事は当然「自分」ではなく「部下」にやってもらわなければいけません。管理職はこれらの目的のために人を動かすのです。

 

ただ、ご想像の通り、人はそう簡単に動きません。頼んだことも正確にやりません。あらゆる問題を起こします。

「人を動かす」仕事は、結構難しい仕事なのです。

そこで考えてみてください。

「自分一人でできる仕事」であれば、貢献の範囲は「その人のアウトプット」が最大値です。でも「人を動かせる人」であれば、貢献の範囲は「組織のアウトプット」が最大値になり、個人が出力できる貢献とはケタ違いの貢献になります。

プロスポーツ選手は、動かす構成員の数が少ないので、監督よりも選手のほうが重要ですが、会社のように大きな組織では監督のほうが遥かに重要なのです。だから、管理職は給料が高く設定されているのです。

 

【お知らせ】
ティネクト(Books&Apps運営会社)提供オンラインラジオ第4回目のお知らせ。


<本音オンラインラジオ MASSYS’S BAR>

第4回テーマ 地方創生×教育

2025年ティネクトでは地方創生に関する話題提供を目的として、トークイベントを定期的に開催しています。

地方創生に関心のある企業や個人を対象に、実際の成功事例を深掘りし、地方創生の可能性や具体的なプロセスを語る番組。リスナーが自身の事業や取り組みに活かせるヒントを提供します。

【日時】 2025年6月25日(水曜日)19:00–21:00
【ご視聴方法】
ティネクト本音オンラインラジオ会員登録ページよりご登録ください。ご登録後に視聴リンクをお送りいたします。
当日はzoomによる動画視聴もしくは音声のみでも楽しめる内容となっております。

【ゲスト】
森山正明(もりやま まさあき)
東京都府中市出身、中央大学文学部国史学科卒業。大学生の娘と息子をもつ二児の父。大学卒業後バックパッカーとして世界各地を巡り、その後、北京・香港・シンガポールにて20年間にわたり教育事業に携わる。シンガポールでは約3,000人規模の教育コミュニティを運営。
帰国後は東京、京都を経て、現在は北海道の小規模自治体に在住。2024年7月より同自治体の教育委員会で地域プロジェクトマネージャーを務め、2025年4月からは主幹兼指導主事として教育行政のマネジメントを担当。小規模自治体ならではの特性を活かし、日本の未来教育を見据えた挑戦を続けている。
教育活動家として日本各地の地域コミュニティとも幅広く連携。写真家、動画クリエイター、ライター、ドローンパイロット、ラジオパーソナリティなど多彩な顔を持つ。X(旧Twitter)のフォロワーは約24,000人、Google Mapsローカルガイドレベル10(投稿写真の総ビュー数は7億回以上)。

【パーソナリティ】
倉増 京平(くらまし きょうへい)
ティネクト株式会社 取締役 / 株式会社ライフ&ワーク 代表取締役 / 一般社団法人インディペンデント・プロデューサーズ・ギルド 代表理事
顧客企業のデジタル領域におけるマーケティングサポートを長く手掛ける。新たなビジネスモデルの創出と事業展開に注力し、コンテンツマーケティングの分野で深い知見と経験を積む。
コロナ以降、地方企業のマーケティング支援を数多く手掛け、デジタル・トランスフォーメーションを促進する役割を果たす。2023年以降、生成AIをマーケティングの現場で実践的に活用する機会を増やし、AIとマーケティングの融合による新たな価値創造に挑戦している。
ご視聴登録は こちらのリンク からお願いします。

(2025/6/16更新)


安達裕哉Facebookアカウント (安達の最新記事をフォローできます)

・編集部がつぶやくBooks&AppsTwitterアカウント

・すべての最新記事をチェックできるBooks&Appsフェイスブックページ