「努力は報われる」と、子供の時から何度聞いたことか。

しかし、大人になれば、それは「報われる(こともある)」ということに嫌が応でも気づく。

 

であれば、努力を「しない」という選択肢はどうだろうか?

大人は知っている。努力をしないで成功することはないということを。なぜならば誰でもできてしまうものを人は成功と呼ばないのである。もし簡単に成功できたと言うならば、それは単に「幸運」なだけだ。

 

ではじっと「幸運」を待つ?

とんでもない。成功者は努力をし続けながらそれを待つのである。

とどのつまり私たちは「努力は報われる」と信じてそれを続けるしかないのである。自分を騙すのではない、ただそれを深く信じることが必要とされる。

 

では、その具体的な方法は何か。そのヒントとなる5つのコラムを紹介する。

 

 

「努力できる人たち」は一体何がちがうのか。その6つのちがい。

その結果、努力できる人とできない人は、「能力」が異なるのではなく「考え方」が異なるのだという結論に至った。

実際、能力の高低にかかわらず、努力を続ける人達がおり、現場ではそのような人たちが結果を出していた。

「努力は報われる」を信じるというのはただ祈ることではない、それができるように具体的に行動を起こすことである。

 

楽に努力せよ、という上司がいた

その上司は努力をさせる名人だった。が、彼はいつも、「楽に努力せよ」と言った。この言葉は一見矛盾しているようだが、そうではない。何事もうまくやれるようになるためには、たとえ才能があったとしても努力が必要だが、その努力をどのように行うかは選択することができる。

「努力は辛いものである」は思い込みである。「辛いものにしない」工夫をすることが努力を続ける秘訣なのである。

 

部下のことを顧みない管理職の話

彼は部署の有能な人々からは恐ろしく信頼されていた。彼は嘘をつかず、徹底して合理的であり、成果を追求し、そして結果を出したからだ。

逆に無能な人々からは嫌われた。

彼は仕事をとりあえず与える。そして彼らの活動を見る。彼は手抜きや、約束を破るもの、言い訳をするものを決して許さなかった。そして、そのようなことをした人間にはロクな仕事を与えなかった。

努力とは本質的に自らの行動によってしか為し得ない。それを自ら行うようにし向ける達人がいる。それこそが最高の師である。

 

新しい技能の習得にはどのような環境が必要なのか。

実は、多くのハイスキルの保持者は、かなり共通の体験をしている。

例えばあるプログラマーが技能の習得を実現した時のことと、あるスポーツ選手が技能を習得した時の環境は酷似していた。そして、その環境とは以下のものだった。

結局は努力とは、習慣とするための環境をいかにつくるかなのである。そのための5つのポイントがある。

 

「努力は報われないが、努力は大事だ」の理由

従って、「報酬」を努力の理由にする事はできない。というより、本当は「努力する理由は報酬を受け取れるから」では無いのだ。では、なぜ努力するのか?答えはカンタンだ。

なぜ私たちは「努力が報われる」を信じ続けるのであろうか?「努力することで成功すること」だけがその理由ではない。その衝撃の答えがここにある。

 

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【登壇者紹介】

安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00

参加費:無料
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(2025/6/2更新)

 

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