やりがいもお金もない仕事。

仕事の「やりがい」を取るか「お金」を取るか?まるで2者択一のように言われる時があるが、どちらもない私はどうすればいいんですか?

Books&Apps過去の記事を参考にした「転職の3STEP」。

 

STEP.1 まずは自ら「やりがい」をつくれ

まずは今「やりがい」を持つ努力をしよう。「やりがい」は人それぞれである以上、人から与えられるよりも、自らそれを生み出した方が容易い。その「やりがい」は会社内からだけとは限らない。

1-1 仕事を楽しくする方法

一介の技術者だった彼が、どうやって仕事を楽しいことにしたか。より

Hさんは自分のできる範囲で、次々に新しいことを始めた。「単純な作業が、もっと効率化できることに気づいた」と彼は言う。設計の標準化、テストの省力化など、彼は思いつく範囲でお客さんに交渉することを覚えた。

そして、彼はふと気づいた。「仕事をたのしくするってのは、こういうことなんだな」

1-2 仕事のウデを上げる方法

「会社の仕事ばかりやっていると、ウデが上がらないので、他の会社の手伝いをしていますよ。」の本質より

あるエンジニアは、「会社の仕事ばかりやっていると、ウデが上がらないので、他の会社の手伝いをしていますよ」という。

あるwebマーケターは、「いろんな会社の仕事をしたほうが事情に明るくなりますから。」と、副業に精を出す。

「やりがい」を見つけても、今の会社に決して満足できないならば、STEP.2へ

 

STEP.2 従業員を大切にしている会社を探せ

「お金」や「やりがい」のことは一旦忘れて、「従業員を大切にしている会社」を探そう。例えばこんな会社。

2-1 従業員を大切にしている会社(社長が謙虚な会社)

結局、経営者が「やりがい」を強調する会社ほど、本当はあまりやりがいのない仕事なのかもしれないな。より

「成長」とか「夢」とか「やりがい」とか、うちはそんな派手なものはないけど、誠実に仕事をする人が報われるように社長が頑張っている。

仕事って本来、やりがいとかを強調するようなものではないんじゃないかな。ウチの社長はいつも言ってる。

「いいお客さんと、いい仕事を用意すれば、社員は勝手に仕事を楽しんでくれる」

2-1 従業員を大切にしている会社(社長がギラギラしている会社

仕事は「お金」も「やりがい」も欲しくて当たり前。より

「金もやりがいも欲しい人しか、採用したくないですよ。」

と、その経営者は言った。

「お金なんかいらない、なんて嘘じゃないですか。私は嘘は嫌いです。あるいは、やりがいなんていらない。お金だけください、なんて、そんな面白くない人物と仕事はしたくないです。だから、私は「お金もやりがいも欲しい」っていう人しか、採用しません。」

「従業員を大切にしている会社」が見つけることができたならば、STEP.3へ

 

STEP.3 素直に「お金」をくださいと話せ

「従業員を大切にする会社」は、従業員の声に耳を傾けてくれる会社である可能性が高い。自ら「やりがい」を持って仕事することができれば、その会社に自ら素直に「お金」の話をすることができる。

中途採用面接で、志望動機を聞かれて「もっと給料が欲しかったからです」と回答した人がいた。より

「なぜ、転職を考えたのですか?」

通常であれば、ここで返ってくる回答は、「上流工程をやりたかったので…」であったり、「お客さんと直接話せる仕事がしたかった…」など、当り障りのない回答がほとんどだ。

しかし、彼は違った。開口一番、

「はい。もっと給料が欲しかったからです」

と言ったのだ。

 

「やりがい」を自分で見つけ、「従業員を大切にしている会社」を探し、「お金」の話もできれば、自分なりに納得できる「やりがい」と自分なりに納得できる「お金」を手に入れることができる。

 

おまけ

「仕事は所詮、壮大な暇つぶし」と言う話。より

「だから、ウチはみんな定時には帰ってもらうし、子育てもきちんとやってもらう。」

「仕事は大丈夫なんですか?」

「成長成長、っていうから、大変なんだよ。困らない程度に程々を狙えば、さほど仕事は難しくない。大体、なぜ会社を大きくしなければならない?殆どの場合は、経営者の野心に社員をつきあわせてるだけだよ。」

しかし、当然ながら、仕事だけしていても幸せになれるとは限らない。

以上

 

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(文責-ティネクト株式会社 取締役 倉増京平)

 

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