4249437022_0ed891aaaa_z友人が仕事を辞めるそうだ。入社して1年程度だが、上司に疲れ果てて、もう耐えられないという。

「何か、辞めるきっかけはあったのか?」と聞くと、

「大きなきっかけ、というよりも小さいことの積み重ねで、心をやられた」と言った。

 

具体的な話を聞くと、

「仕事を部下に目一杯押し付けて、自分は5時に帰ってしまう」

「学歴に強烈なコンプレックスを抱えている」

「人の話を全く聞かない」

「部下に興味が無い、名前を憶えない」

「自己顕示欲だけは人一倍強い」

など、「ダメな上司の条件」のオンパレードだ。

 

その話を聞きながら、私は、友人が入社前にその上司と面談した時の話を思い出した。

「パワフル」

「仕事ができる」

「ビジョンがある」

そう友人は言っていた。

 

恐らく、当初友人はその上司に惹かれて入社したのだろう。私はここ1年の変化に、人間関係の難しさを感じずにはいられなかった。

 

 

人間性は、少し話したくらいではわからない。まして、1時間程度の面接で判断できることなど何もない。

結局のところ一緒にある程度の時間を共有しなければ、人間性は見えない。

 

周りを見ていると、多くのスタートアップは、事業上の問題よりも、むしろ人間関係の亀裂によりうまくいかなくなることが多いように感じる。

・事業の方向性の違い

・マネジメントの考え方

・報酬の配分

・短期的・長期的な成果に対する態度

・礼儀

そういったこと全てが、不協和音の原因となる。

 

上司の自信を傲慢と感じ、

気さくさを無礼と感じ、

英断を冷酷と感じ、

プレゼンテーションの上手さを饒舌と感じたら、もう末期症状だ。異なる道を行くことが、お互いの幸せだ。

仕事をやめることは恥でもなく、我儘でもない。

 

 

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(2026/10/26更新)

 

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