知人から、面白い話が出た。
「どの会社にも、堂々とは語られないが、成果を出した人間が行ける「楽できる部署」というものがある」
と彼は言う。
「名前は様々だ。敢えて言えば「企画」「マーケティング」「ブランド」「広報」「経営」「事業」「新規」などの名前を冠するケースが多い。(注:もちろんこの名前が付いているからといって必ずしも楽な部署ではない)」
「どんな人が行くの?」と聞くと、
「社長に可愛がられている人が行ったり、成果を出して「あがり」となった人が行ったり、「やめたい」と言われたけどやめさせたくない人をいかせたり。そんな感じかな。」
と彼は言った。
そう言った部門は、社内ではだいたい、羨ましがられているケースと、嫌われているケースがあり、なぜか、かっこ良く見えるので、新人は入りたがるという。
また、多くの場合あまり明確に成果を求められないので、前線にいるよりは楽である部署だ。
だが彼は「一見よい場所に見えるが、その部署で働くことはあまりお勧めできない」という。
なぜなら大抵の場合、そのような部署に配属されると以下のようになるからだ。
・優秀であるがゆえに配属された人は、仕事が面白くなくて転職する。
・優秀でないがゆえに配属された人は、そのまま能力が向上することもなく居続ける。
・経営者やその他の都合で、突然部署がなくなったりする。その時に受け入れ先がない。
見栄えだけ良くて、中身の無い仕事をすることはあまりお勧めできない。特に、若い頃に明確な成果を求められない仕事ばかりしていると、その時点でキャリアが終わってしまうからだ。
20代、30代は体力もあり、将来的に、独立する・転職する・そのまま居座って頑張るなどの選択肢にかかわらず、踏ん張っておきたい時期だ。
そんな時期に「楽できる部署」なんぞに入ってしまうことはデメリットが大きい。
知人は言った。
「長い人生、楽をしたツケは必ずどこかで巡ってくる。逆に今辛くてもそれが永遠につづくことはない。そんな当たり前のことなんだけどね。」
(2026/6/26更新)
Google検索にAI Overviewが表示され、ChatGPTやPerplexityで情報収集するユーザーも増えています。検索順位を上げるだけでは、企業の情報が見つけられなくなる時代に、何をすべきか——。Books&Appsの弊社ティネクト代表安達裕哉が「経営oneplusサミット2026 Summer」に登壇します。

<2026年7月30日 開催予定>
AI検索対策最前線:手法から効果測定まで
安達裕哉 登壇|経営oneplusサミット2026 Summer 内セミナー
講演概要
これから重要になるのは、AIに正しく理解され、引用され、推奨されるための情報発信です。SEOからAIOへと変わりつつある考え方から、具体的な対策手法、効果測定の考え方までをコンパクトに解説します。
登壇者
安達裕哉(ティネクト株式会社 代表取締役社長)
Deloitteで12年以上にわたり大企業から中小企業まで業務プロセス改善コンサルティングに従事。近年はAIによるコンテンツ作成を専門とする。著書に『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』『頭のいい人が話す前に考えていること』など。
開催日時:2026年7月30日(木)13:35-13:55
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