知人から、面白い話が出た。
「どの会社にも、堂々とは語られないが、成果を出した人間が行ける「楽できる部署」というものがある」
と彼は言う。
「名前は様々だ。敢えて言えば「企画」「マーケティング」「ブランド」「広報」「経営」「事業」「新規」などの名前を冠するケースが多い。(注:もちろんこの名前が付いているからといって必ずしも楽な部署ではない)」
「どんな人が行くの?」と聞くと、
「社長に可愛がられている人が行ったり、成果を出して「あがり」となった人が行ったり、「やめたい」と言われたけどやめさせたくない人をいかせたり。そんな感じかな。」
と彼は言った。
そう言った部門は、社内ではだいたい、羨ましがられているケースと、嫌われているケースがあり、なぜか、かっこ良く見えるので、新人は入りたがるという。
また、多くの場合あまり明確に成果を求められないので、前線にいるよりは楽である部署だ。
だが彼は「一見よい場所に見えるが、その部署で働くことはあまりお勧めできない」という。
なぜなら大抵の場合、そのような部署に配属されると以下のようになるからだ。
・優秀であるがゆえに配属された人は、仕事が面白くなくて転職する。
・優秀でないがゆえに配属された人は、そのまま能力が向上することもなく居続ける。
・経営者やその他の都合で、突然部署がなくなったりする。その時に受け入れ先がない。
見栄えだけ良くて、中身の無い仕事をすることはあまりお勧めできない。特に、若い頃に明確な成果を求められない仕事ばかりしていると、その時点でキャリアが終わってしまうからだ。
20代、30代は体力もあり、将来的に、独立する・転職する・そのまま居座って頑張るなどの選択肢にかかわらず、踏ん張っておきたい時期だ。
そんな時期に「楽できる部署」なんぞに入ってしまうことはデメリットが大きい。
知人は言った。
「長い人生、楽をしたツケは必ずどこかで巡ってくる。逆に今辛くてもそれが永遠につづくことはない。そんな当たり前のことなんだけどね。」
製薬・バイオ企業の生成AI導入は、「試行」から「実利」を問うフェーズへと移行しています。 (2026/01/19更新)
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【登壇者】
奥田 真輔 氏
システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、
メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。
岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。
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