こんにちは。出張靴磨きサービスを行っているニイナナ株式会社「ミガクル」広報部です。
この場をお借りして広報活動をさせてもらってます。社長の堀江です。
「こちら広報部」をやらせて頂いてから、「出張靴磨き」の依頼だけでなく、いろいろな問い合わせをもらうようになりました。
その一つが、インターンの問い合わせです。最近大学生の間では、インターンが流行っているのか、私が募集しているわけでもないのに、インターン希望の問い合わせが来たりします。
こんな小さな会社に、大学生の方から「インターンがしたい」というのは、とんでもなく嬉しい話です。
今では3名のインターンを採用しています。
(写真は今年の忘年会の様子です)
自分は、やはり男ですので女子大生からインターンの問い合わせがあった時はテンション上がりましたね。
彼女には、現在50社ほどある「出張靴磨き」のシフト管理を任せています。今までは私がやっていたのですが、苦労していたのは、急に入った依頼をスタッフにお願いする時なのです。
しかし、彼女が依頼するとかなりの確率でシフトが埋まっていくんですよね。
オイオイちょっと待て「女性のインターン来るよ」って言ってた時、みなポーカーフェイス装ってたのに、喜んでるのバレバレじゃないか。女性の力にはどうやっても勝てない力があると思った次第です。
もう一つとても刺激的な問い合わせがありました。実は先日、千葉テレビに依頼を受けて。KissBeeベンチャーズという番組に出演しました。
いわゆる現代版「マネーの虎」のような番組です。
『¥マネーの虎』(マネーのとら)は、2001年(平成13年)10月から2004年(平成16年)3月まで、日本テレビで放送されたリアリティ番組である。
一般人である起業家が事業計画をプレゼンテーションし、投資家たる審査員らが出資の可否を決定するという内容だった。
(Wikipedia ¥マネーの虎より)
子供の頃よく見てましたが、まさかこういう番組に自分が出演するなんて思ってなかったです。元祖マネーの虎と違うのは、KissBeeというアイドルグループが裏でモニタリングしていて、好き放題しゃべってることです。
司会進行は、徳光正行さんです。以前テレビの中でしかなかったあの「マネーの虎」の光景が、本当に目の前にありました。今自分は完全に中の人になっています。
今回の「虎」の方々です。番組内ではインベスター(投資家)と呼ばれています。
左から、廃墟不動産投資家の村上祐章さん、事業家の貞方邦介さん、不動産コンサルタントの新倉健太郎さん、個人投資家 GOさんという面々です。
私は「靴磨きで年商3億円を目指す」ということで、今後関西や九州に事業拡大するために500万の出資をお願いしました。
3億は言い過ぎかなと思いつつ、番組タイトルが『出張靴磨きサービスで<3億円>を目指す!編』になっているように、後に引けなくなってしまってました。
しかも「ざっくり500万円」って、ちゃっかり字幕にされて本音バレてる…
数々の事業で成功している貞方さんには、いとも簡単に弱点をつかれました。
「月商100万くらいで、社員も委託だけで3億で会社売れるかなあ」
「3億円になる事業には見えないなあ」
他の方にも
「出張で靴磨きって、そもそも効率悪くないかな」
「堀江さんの人柄はいいんで仕事は頼みたいんだけど、特別なものがない」
「誰でもちょっと勉強すればできるくらいのことなんで」
「今のままではスケールしない」
と、さすがマネーの虎(みたいな番組)、厳しい言葉が並びます。
でも無邪気に別室でモニタリングしているKissBeeは、「ウチらもライブで使ってるローファー磨いてもらおうよ」なんて言っていて癒されます。その言葉だけで嬉しいです。
投資家の方々からは厳しい意見ばかり出るかと思いきや、個人投資家 Goさんには、
「バイアウト3億って結構楽なんですよ」って言われて、
私「え、え、え?」と、逆に動揺しました。
さて、出資額はいくらだったでしょう。それだけはYouTube動画でご確認ください。一応千葉テレビにも恩義があるんで。
「史上最強だったんですよ」反省会で、アイドルに囲まれて褒めまくられている自分。この感じ悪くないです。出られるならまた出たい。
ソフトバンクを辞めてからというもの、あらゆる人に「なんで出張靴磨きで起業したの?」と言われ続けてるわけですが、とりあえず千葉テレビの現代版「マネーの虎」に呼ばれるくらいにはなりました。
「どうせ失うものないし」と思いつつ、ボロカス言われるつもりで挑戦したら、自分の想定外のところで今後大きく発展できそうな提案をもらいました。
個人投資家GOさんから
「僕が持っている営業の販路として組めるとウチはメリットあるよね。投資したい」
という話を最終的に頂いたのです。
で、実際にこの番組の後、業務提携の契約をしました。
ひとまず成功だったのではないかと思います。詳しくは、今後「こちら広報部」でもご報告します。
最後に貞方さんが「3年後は3億になるんですよね?」と、再び厳しいツッコミが。
頑張ります。
(続く)
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