16578087888_dfa05f9bb7_z知り合いの中で「有能だ」とされる人々を観察すると、そうでない人に比べて卓越している能力が「学ぶ」能力だ。学ぶ能力はそれ以外のどのような能力よりも価値がある。

常に新しい知見を獲得し、新しい事を行い、自分の力とできる能力こそ最も希少で、得難いものだ。

 

そして、彼らの「学ぶ」能力の高さの特長は、「嫌いな人からも学べる」ということだ。

だが、彼らが感情的に動かない、というわけではない。彼らは皆、感情を大切にする。しかし、驚くべきは感情を超えて「学ぶ」能力が高いのである。

 

例えば、ある人は「あいつは嫌いだ。あいつから学ぶことは何もない」という。

またある人は「あのやり方は最低だ。絶対に真似しちゃいけない」という。

 

しかし、彼らは違う。彼らは

「あいつは嫌いだ。だからこそあいつから学ぶ必要がある」という。

 

 

ある職場で「同僚が死ぬほど嫌いだ。なにせ、勝つためには手段を選ばないから」

という方がいた。聞くと、その同僚は上司に取り入るために「他者を貶めることによって、自分の評価を上げる」というタイプだ。

「あいつはこんなことを言ってましたよ、弱音を吐いていましたよ、上司の方針に不満があるらしいですよ」と上司にいうことで、「情報通」としての地位を確立した。

要は「チクリ屋」だ。

 

だが、その方は「彼の行動をそのまま真似することは出来ないが、学ぶことはたくさんある」という。

彼は言った。

「つまり、上司は情報を欲しがっている。だれが何を言っているか、自分の言ったことにどのような反応があったかを、表には出さないが、かなり気にしている。あの同僚はクソだが、上司の事を観察することには長けている。」

 

感情が先に来る方は

「あのチクリ屋の意見を聞く上司もクソだ」と、学ぼうとしないだろう。

だが彼は上司にチクリ屋よりも先に積極的に上司に情報を渡すことで、同僚の意見の価値を無いものとした。

 

 

またある人は「社長が死ぬほど嫌い」という。理由を聞くと「ケチだから」と述べた。飲み会でも決して部下にごちそうせず、管理職にカネを払わせるとのこと。

彼は「管理職にカネを払わせる社長なんて、聞いたことがあるか?」と憤慨する。だが、彼は言った。

「社長がケチだからこそ、学ぶところもある。例えば、取引先に振り込むときに、振込手数料は必ず相手に負担させる。条件と違う仕事を社員がやらされたら、必ず15分単位で相手に請求する。余計な経費がかかっていないかどうか、1年に一回、必ず経理のチェックを自分でする。すごいと思わないか?おかげで、たしかに利益は毎年あがっている。」

彼は、ケチな社長から「利益の出し方を教わった」と言う。

 

 

「有能さ」は「学ぶ力が感情に勝つか」に顕著に現れる。

それは「自制心」と「客観性」の卓越している証拠なのかもしれない。

 

 

【生成AI関連ウェビナーのお知らせ】
単なる理論ではなく、現場で成果を出す生成AI活用の“実装方法”を知りたい方に最適なウェビナーです。
本セミナーでは、製薬・バイオ企業でのPoC(概念検証)から得られた実データとノウハウを元に、「どこにAIが効くのか」「どこが難しいのか」を明確に解説します。

製薬・バイオ企業の生成AI導入セミナー

お申し込み・詳細はこちら


【開催概要】
・開催日:2026年2月12日(木)
・時間:12:00〜13:00
・形式:オンライン(Zoom/ログイン不要)
・参加費:無料(定員150名)

製薬・バイオ企業の生成AI導入は、「試行」から「実利」を問うフェーズへと移行しています。
本セミナーでは、13チームのPoCで時間を50〜80%削減したノウハウを余すことなく共有します。適用可否の見極め、評価設計、失敗領域への対応方法、全社展開のガバナンス設計まで、実践的な内容です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

【対象者】
・製薬・バイオ・化学業界のDX/業務改革担当者
・AI導入プロジェクト責任者・企画部門・法務・人事などの全社展開担当者
・PoC設計や効果測定の「型」を学びたい方
・自社の生成AI活用を確実な成果につなげたい実務担当者

【セミナーの内容】
・生成AIの“適用可否”を短期間で見切る方法(PoC設計・評価の型)
・現場で成果を出すAI活用ノウハウ(バックキャスティング/プロンプト構造化 等)
・適用が難しい領域(PowerPoint・OCR 等)の整理と次の打ち手への転換
・横展開に向けたガバナンス設計とナレッジ共有

【登壇者】
奥田 真輔 氏
システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、 メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。

岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。


【お申込み・詳細】
こちらのウェビナー申込ページをご覧ください。

(2026/01/19更新)

 

・筆者Facebookアカウント https://www.facebook.com/yuya.adachi.58 (フォローしていただければ、最新の記事をタイムラインにお届けします))

・筆者Twitterアカウントhttps://twitter.com/Books_Apps

・大学・研究の楽しさを伝える、【大学探訪記】をはじめました。

【大学探訪記 Vol.23】恐竜「トリケラトプス」の本当の姿を追求する先生がいた。

【大学探訪記 Vol.22】コスプレの研究をする大学の先生がいた。

【大学探訪記 Vol.21】人間は、なぜ1種しか地球上に存在しないのか?という疑問に迫る。

・仕事の楽しさを伝える、【仕事のチカラ】をはじめました。

【仕事のチカラ Vol.7】月間170万PVのオウンドメディアを1年で作り上げた人はどんな人?

【仕事のチカラ Vol.6】27歳にして3社を渡り歩き、起業した人の話。

【仕事のチカラ Vol.5】データサイエンティストって、どんな人?どうやったらなれるの? という疑問に答えてもらいました。

・ブログが本になりました。

 

 

 

 

(Photo:Per Gosche