2週間程前、研修合宿(2名だけど)をやろうと思い立ち、
じゃあAirbnbを利用して人の家借りてみよっか?ってことで、
久しぶりにゲストとしてAirbnbを利用しました。(以前、体験も兼ねて近場の東京で泊まりました。)
なので、今回はゲストとしてのAirbnb体験を書きます。
目的は研修なので、どこ行きたいとかなかったのですが、とりあえず観光地に行ってみようと思い日光と軽井沢で探してみました。
日光は16件、軽井沢は18件ヒットしました。まだまだ地方のAirbnb物件は少ないようです。
その中から適当に選び、空いていた2件に予約リクエストを出しました。
1件は日光の外人ホスト、もう1件は佐久穂町(軽井沢の隣町の佐久市の隣町)の日本人のホストの方です。
Airbnbは予約を入れたら、必ず利用できるという訳ではなく、一旦予約リクエストを出して受け入れてくれるかどうか確認しなければいけません。
なのでゲストは一度に複数の予約リクエストを出すことができるようになっています。
ホストは、その予約リクエストに対して、受け入れるかどうかを自分で判断します。ゲストを自由に選ぶことができます。
私はここに従来の資本主義経済(悪く言うとお金至上主義)を越えた何かを感じます。
だって、どんなにお金積まれても、断りたい時は断りたいですよね。お金払うからって、何でもできる訳ではないですよね。
お金払われる側には、その前にまず断る権利がありますよね。
ここで問われるのは、オマエ金持ってる?ということよりも先に、その人の信頼性であったり、人間性みたいなものが先に問われます。
よくよく考えたら、そっちの方が大事なのは当たり前ですが、
資本主義による経済至上主義のもと、お金があまりに便利が良いので、そういうことががつい忘れられてしまいます。
このやり取りはAirbnbのとても重要な部分だと思っています。
久しぶりにゲストになってみると、予約リクエストを出す人の気持ちがわかります。
予約リクエストを出すとゲストの自分は何を思うか?と言うと、
なんとかそこに泊まりたい!って気持ちになります。
なので、予約リクエストを出す時に、ただ予約するだけでなく、
メッセージを添えて、できる限り相手に好印象を与えようと自分の信頼を高めようと相手にメッセージを出します。
今回は、こんな感じで出しました。
自分もホストをやっているということのアピールをしてました。
そしてこれは自分自身がホストをやっていて感じることなんですが、
ホストが相手の何が知りたいかって言うと、相手の素性と旅の目的なのです。
特に素性に関しては、かなり深堀りしたくなるのです。なんせ、自分の家にほぼ無防備で受け入れるわけなので、当然です。
もちろん、詳しくはわからない場合の方が多いですが、相手が素性を隠そうとしてなければ、大丈夫だって判断してます。
言いたくないことや言えないことは言わなくてもいいですが、頑に隠そうとしてる人は感じ悪いですし、
知らない人の家に泊まるのに相手に素性を明かせない人はその程度の人だって思ってます。(もちろん明かすリスクもがあることも承知の上で。)
なので、その流れで素性とともに必ず旅の目的も確認します。今までウチに来たほとんどのAirbnbのゲストは目的を書いてくれてました。
昔、Facebook創ったザッカーバーグがこんなようなこと言ってました。
ある人「Facebookに皆がなんでも載せると悪いことしたらばれるじゃないか!」
ザッカーバーグ「悪いことしなければいいだろ。」
インターネットコミュニティの本質を言い表していると思います。
で、軽井沢のホストの方にこのように返信をもらいました。
どうやら大丈夫そうです。いい人そうです。Airbnbな感じが漂ってます。ユルくて前向きな感じとでも言えばいいのだろうか。
ということで、軽井沢の隣町の佐久市の隣の佐久穂町に宿泊することが、行く前日に決まったのでした。
こんな感じのとこです。
【安達が東京都主催のイベントに登壇します】
ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。

こんな方におすすめ
・無借金経営を続けているが、事業成長が鈍化している
・DXやサイバーセキュリティに本腰を入れたい経営者
・「投資」が経営にどう役立つかを体系的に学びたい
<2025年7月14日実施予定>
投資と会社の成長を考えよう|成長企業が“投資”を避けない理由とは
借金はコストではなく、未来への仕入れ—— 「直接利益を生まない」とされがちな分野にも、真の成長要素が潜んでいます。【セミナー内容】
1. 投資しなければ成長できない
・借金(金利)は無意味なコストではなく、仕入れである
2. 無借金経営は安全ではなく危険 機会損失と同義
・商売の基本は、「見返りのある経営資源に投資」すること
・1%の金利でお金を仕入れ、5%の利益を上げるのが成長戦略の基本
・金利を無意味なコストと考えるのは「直接利益を生まない」と誤解されているため
・同様の理由で、DXやサイバーセキュリティは後回しにされる
3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
・直接利益を生まないと誤解されがちだが、売上に貢献する要素は多数(例:広告、ブランディング)
・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう
【登壇者紹介】
安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細
お申し込みはこちら東京都令和7年度中小企業サイバーセキュリティ啓発事業「経営者向け特別セミナー兼事業説明会フォーム」よりお申込みください
(2025/6/2更新)
いままでのAirbnb日記シリーズ
Airbnb日記 vol.16 〜カナダからジョンとその友人たち〜
Airbnb日記 vol.21 〜イギリスのエンジニアからのタイ人〜
Airbnb日記 vol.24 〜Airbnbパーティ@渋谷ヒカリエ〜
Airbnb日記 vol.26 〜オレの実家(ど田舎)にドイツ人きたわ 〜
Airbnb日記 vol.32 〜オレんちにも(東京)ドイツ人もきたわ〜
Airbnb日記 vol.36 〜タイからの3人は短期留学生だった〜
Airbnb日記 vol.42 〜コスプレ女と腐女子 from マレーシア〜
Airbnb日記 vol.43 〜タイの大学生 from NY〜
Airbnb日記 vol.46 〜自由な男2人 from オーストラリア〜
Airbnb日記 vol.50 〜タイのガチマンガ家が来た(証拠あり)〜