をベースに、自分の経験をシェアしたいと思います。この10項目を見てピンと来る人はもう読む必要がないのですが、いまいちピンと来ないっていうホスト初心者に向けて、昨年一年間リスティングをしていた成増の部屋を例に、私が勝手に掘り下げて解説したいと思います。
5. プライバシー保護のためにも、ゲストとのやりとりはAirbnb上に留めること
あなたの連絡先はリスティングのページには一切公開されません。お電話番号と物件の所在地をゲストに送るのは、ゲストと予約が確定した後になってからです。メールアドレスも短期間だけ有効の捨てアドを発行しますので、本当のアドレスを明かさずにそれを使ってやり取りができます。
相手にとって必要だけど重要な個人情報(詳細な住所と連絡先等)はギリギリまで保護されています。それらは予約が決定した相手のみ知らされるようになっています。また、ゲストとのやり取りはAirbnbが準備しているメッセージ機能と捨てアドの中で完遂できるようになっています。
このことは実は、とても重要なことを含んでいます。もし何かトラブルがあった際、このメッセージ機能と捨てアドでのやり取りはAirbnbの管理内にあり、Airbnbが行っているホスト保証(part5でも説明)の重要な証拠となる場合があるのです。
相手にメッセージを伝える方法は①サイト内のメッセージ機能と②捨てアドを使ってのメールの2つあります。
①Airbnbサイト内のメッセージ機能
やり取りの基本はこれです。予約前の問い合わせから、予約決定の知らせ、予約後の質問など大体はこの中の行います。ただし、大きな欠点があって、このチャットの中ではURLが送れません。送ろうとするとすべて自動的に隠されてしまいます(おそらくスパム対策だと思います)。 URLが送れないと何で困るかというと、GoogleMapや写真共有のアドレスが送れないのです。それが大変困るのです。
詳細な住所とその地図は、予約後に相手へ自動的に送られるのですが、道順は自分でテキスト(もちろん英語)で作らなければならず、それらはちゃんと作るのは(英語であることもあり)とても難しいのです。しかも相手が英語を正確に読み取る保証もありません。だったら、道順を書き入れた地図を渡し方がいいと思うのです。で、その一番簡単な方法はGoogleMapのアドレスを送ることなのですが、それが不可能なのです。なのでどうするかと言うと
②捨てアドの出番です。
予約が決定した人は、電話番号が公開され、またAirbnbが捨てアドを発行してくれます。その捨てアドを使って、GoogleMapのアドレスを送ったり、地図を添付したりすることができます。
が、実は私は捨てアドはほとんど使ってません。ここからは非公式なやり方なので、あくまでも参考としての紹介なのですが、私は予約決定後のやりとりは、ほぼLINEを使っています。みなさんご存知の通りLINEはメールに比べて圧倒的に便利なのです。相手がメッセージ読んだかどうかも確認できますし、何よりも写真が簡単に送れます。なので、私はGoogleMapのURLとともに、
このような画像を1週間前を目安に送るようにしています。直前に送るのは大変危険です。日本に来てからケータイ使えない人もいますし、Wifiスポットも確実と言える場所が空港くらいしかないので。
これを行うようにしてからは、自宅に来るまでのトラブルが圧倒的に減りました。それ以前は、ゲストが自力で辿り着くことが困難だと思い駅に迎えに行ったりしてましたが、それはそれで時間通りに来れなかったり(外国人がはじめての日本で電車で混乱するのは当然と言えば当然)と大変なのです。
LINEは全世界で使われているわけではないですが(日本以外だと台湾、タイ、インドネシアではかなり使っているようです)、相手に言えばダウンロードしてくれますし、知ってる人も多いです。また、LINEがだめでも、FBメッセージでもできます。
ただ、しつこいですが、このやり方は非公式なので、ここでのやり取りでトラブルがあった場合は、保証の対象外になる可能性大なので、使う時は完全自己責任において使ってください。
次回は
6. ゲストには速攻で返事を出そう
を紹介します。
(Vol.124へつづく)